活動日誌

2018年05月11日

米軍岩国基地の空母艦載機の離着陸訓練中止の申し入れ・・・中四国防衛局、広島県へ

岩国基地に移駐してきた空母艦載機が、5月3日から硫黄島で空母離着陸訓練(FCLP)を実施しており、10日からは岩国基地などを予備施設として指定し、岩国でもFCLPをおこないすさまじい爆音をまきちらす可能性があり、緊迫した状況が続いています。

5月8日、連休明けの緊急行動として、「岩国でFCLPを絶対におこなわせてはならないこと」「予備施設指定への抗議と中止」を求める申し入れをおこないました。 

午前中は岩国のみなさんと中四国防衛局へ、午後は広島のみなさんと広島県へ申し入れ。広島県への申し入れ2018年5月8日_n 中四国防衛局に申し入れ2018年5月8日_n4月9日に参院予算委員会で仁比そうへい議員の質問に、安倍首相は「(岩国でFCLPを)基本的に実施することはない」と答弁したばかり。
その直後に、こうして知らぬ存ぜぬの態度で、岩国基地を予備施設に指定し、わざわざ日にちも区切ってFCLP実施の可能性をにおわせる米軍の行動は、主権国家としてのあり方や民主主義の根本を揺るがす大問題です。

絶対にFCLPを岩国で実施させてはならない。
移駐完了後、明らかに被害が拡大しており、さらに今後のCQやその行き帰りの運用時間外(夜間・早朝)の爆音など、基地周辺はもちろん周辺自治体に暮らす住民に、耐えがたい苦しみを強いる方向にますます進む現状を決して許すわけにはいきません。引き続き、警戒監視を強め、みなさんとともに声をあげ、行動していきます。