エッセイ

2020年01月09日

新年あいさつ――核兵器廃絶へ前進の一年に(しんぶん赤旗1月7日付)

AF2R6648 今年は原爆投下から75年。5年前の国会初質問で「黒い雨」問題を取り上げた際に話を伺ったSさんが昨年の夏、亡くなりました。

 黒い雨に遭い、さまざまな病気を繰り返したSさん。しかし、政府は不当な線引きを続け、病気は「被爆したという思い込み」のせいだと言い放ってきました。裁判もたたかわれていますが、その決着も見ぬまま障害を終え、一体どれほど悔しかったでしょうか。

 被爆者にもう時間はありません。節目の今年を、核兵器廃絶と被爆者の尊厳回復への明確な前進を勝ち取る1年に必ずしなければ。

 今年ニューヨークで開催される原水爆禁止世界大会に参加し、世界の平和を願う民衆の一人となって声を上げます。安倍政権を終わらせ解散・総選挙に追い込み、野党連合政権を実現することは被爆者の命がけの訴えに応える私たちの責務であり、必ず果たさなければなりません。「ヒロシマの心を世界へ、そして再び国会へ」――私がその先頭に立ちます。