エッセイ

2021年03月04日

この財産前進につなげる 水曜随想 (あかはた新聞西日本のページ3月3日)

「日本のこれから進むべき道すじがよくわかった」「未来が明るくなる思い」「とても身近に感じられた」――2月23日に行われた日本共産党中国ブロックオンライン演説会。喜びや確信にあふれる感想文が次々と寄せられました。県をまたぐ比例ブロック単位での開催は全国でも初めての試みでしたが、リアルタイムで12000回を超える再生回数(その後一週間で23000回に)、2000カ所の視聴箇所とたくさんの方に見ていただきました。「始めは不安だったが私らでも簡単にできた」と支部での視聴が広がり、当日はSNS上でも各地の会場の様子があちこちから投稿されていました。

私の元にも様々な方から感想が。入院中のYさんから「視聴した」と以下のメールが届きました。「ストレスが溜まる病院生活ですが、今日は気分が良くなりました。この時代に、いっしょに頑張ってる仲間がいることです。(大平の)真剣な眼差しが、最後にニコッとなった時、大きな勇気を頂きました」。Yさん、どうかお大事に。お見舞いとお礼を返信。しかし考えてみると入院中の方でも聴ける演説会とは。勇気が届けられ本当によかったです。

また、中国地方選出の他党のある衆議院議員の方からも東京からメールが。「170自治体(原文ママ)の話から、広島の核廃絶の取り組みまで。日々、地域を丁寧に回ってらっしゃる大平さんのお姿が目に浮かびました。頑張りましょう!また機会を見つけて、ぜひ共闘させてください」。何人もの他党議員の方々が視聴してくださり、共闘の力にも。

演説会後、広島の若者たちによるオンライン感想交流会に参加。車の中で聴いていた青年、生まれて数カ月の赤ちゃんを抱っこしながら自宅で視聴したママ、就活を終えたその足で「画面」にかけつけた大学生など、参加者も視聴スタイルも本当に多彩でした。内容とともにそれを広範に届け新たにつながるという点でも新境地を開く演説会となりました。さあ、次はこの財産を実際の前進につなげる仕事です。