エッセイ

2021年08月05日

党の値打ち語る先頭に 赤旗日刊紙西日本のページ8月4日【水曜随想】すみより聡美

 いよいよ夏本番。そして第5波とも言われるコロナの感染の再びの急拡大。コロナ対策とともに、猛暑への対策も取りながら、目前に迫ってきている総選挙に全力です。

党創立の記念の月でもあった7月は、岡山県内を中心に海の見える県南から蝉の鳴き声に包まれる県北まで、各地の地方議員や支部のみなさんと一緒に合計で150回を超える宣伝やつどいなどキャラバンに取り組みました。

入党の決意にも立ち会いました。福祉現場で長年働き、新たに自営で仕事を始められた50代の男性です。「共産党の議員さんたちが、市民の声を聞いて懸命に仕事をしているのは知っているし、信頼している」と話してくれたので、私からも「いよいよ15日で党創立99周年。この総選挙は、共産党にとっても政権をとるという歴史的な選挙。ぜひ、この総選挙を仲間になって迎えてほしい」と心から訴えました。「いつかはと思っていた。それならこの記念の7月に」と決意してくださり、大変勇気をいただきました。

また、岡山県の西北に位置する新見市では、橋本きょう子市議とともに、以前大雨被害にあわれたお宅へ訪問。すると、「あの時橋本議員がすぐに来てくれて、土砂の撤去について市に要請してくれた。本当に尊敬しとるし感謝もしとる」と話してくださり、大変歓迎していただきました。各地で、『共産党』の議員のみなさんが地道に信頼を勝ち取ってこられていることに、本当に誇らしい思いです。こうした信頼を、必ず総選挙の力にしていきたいと決意しています。

オリンピックの開催強行で、メディアの中では盛り上がっている一方で、コロナ患者の急増に、医療現場の悲鳴があがっています。知事会がお盆の帰省の原則中止を国民に呼びかけ、夏休みの子どもたちや学生も辛い思いをしています。今、開くべきはオリンピックではなく国会です。そして、何としても総選挙で政権交代を。党創立記念講演も力にして、日本共産党の値打ちを語る先頭に立ってがんばります。