活動日誌

2015年04月01日

新年度になり思うこと

今日から4月。
いままで20年近く、毎年この時期は、高校や大学に入学してくる新入生をあたたかく歓迎する活動をしていたものですから、新しい仕事になり、別のことをやっているのがなんだか不思議な気分です。
そして、この時期は若者たちとの別れと出会いの季節でもあり、すばらしいことだとわかっていても、いつも一人ひとりとの別れが本当にさみしかったのですが、新しい仕事になり、ある意味、若者たちとの別れや出会いの機会がなくなり、それはそれでさみしいなあと感じてしまう今日この頃です。
これまでずっと一緒に活動してきた高校生や大学生というのは、まさにこれからの自分が生きる道を日々模索しながら確立していく、そのただなかにある人たちでした。
ですから、そうした人たちを激励し、支える仕事につく自分自身も、「自分は誰のために、何のために生きるのか」など生き方を自分の中でその都度確認し、日々の言動でもつらぬいていく努力がもとめられてきました。
「まじめに誠実に、自分とまわりを信頼し、ウソをつかずに生きよう」
「政治も社会も、人間も、必ずかわるしかえられる」
などと若者たちに呼びかけ、自分自身も心掛けてきました。

国会議員となって3カ月半、これまでとまったく違う環境、世界にとまどうことの多い日々です。
とくに私は世間知らずで不器用なので、人一倍勉強をして、がんばらねばと思っています。
力不足に落ち込むことも少なくありませんが、ある大先輩議員が先日、「どこにいても、何をしていても、誰のために、何のために活動をしているのか、誠実に任務をまっとうしよう」と述べておられたのを聞き、とても励まされました。
また、つれあいと交流をするなかで、「自分よがり、独りよがりにならないように」とのアドバイスをもらったことも、少し視野が広がるきっかけになりました。
一人暮らしとなり、部屋で音楽をよく聞くようになりました。
バンド「10-FEET」の「蜃気楼」(下記から視聴できます)が妙に心に響き、涙しながら、新年度はじめにそんなことを考えました。
 

https://www.youtube.com/watch?v=H3ibRpqjKys