活動日誌

再エネで発電した電気の有効活用を

中国電力による再生可能エネルギーの出力制御が前年の7倍になっているとの報道に衝撃。せっかく再エネでつくった電気を捨てているということだが、なぜ制御が増えているのかといえば「節電が進んだため」だと。とても良いことのはずなのに、なんだか悪いことのような言われように大変モヤモヤする。政府と電力会社が今なによりも注力すべきは、危険かつ調整能力の乏しい原発の再稼働や新増設ではなく、送電網整備、エリア間の連携・融通機能拡大、蓄電能力向上の手立てなど、再エネでつくった電気を100%有効活用するための整備ではないか。この事態を放置していては再エネ普及の重大な障害となる。