活動日誌

2017年08月27日

景観壊す巨大風力発電機建設予定地を視察―八幡高原

広島県の北広島町へ。

芸北町の八幡高原は全国でも有数の湿原地帯で、希少野生動植物が生息する自然豊かな地域。
かつ、大佐山や鷹ノ巣山など多くの登山者がその眺望を求めてやってくる地域でもあります。

いま、そこに高さ150メートルの巨大な風力発電機を17機建設する、とんでもない計画がすすめられようとしています。

「八幡高原の景観と環境をまもる会」の高木茂事務局長にお話を伺いました。
「百害あって一利なし。芸北地域の住民は全員反対しています。なんとしても阻止したい」と。

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「環境大臣意見」でも、「鳥類、植物、生態系、景観、人と自然との触れ合いの活動の場等に対する重大な影響が懸念される」と言われている事業です。

地元の美濃孝二町議の案内で建設予定地も視察。

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私も以前、同地域に連なる雲月山に登って、その景観に魅了された一人です。

景観と環境を守るために、皆さんと力をあわせて建設中止に追いこめるようがんばります。

さらにこの地域は、米軍機の低空飛行訓練が激しくおこなわれている地域でもあり、国の騒音測定器が設置されています。
普段はとっても静かで穏やかな街。
住民と地域の平穏を破壊する爆音は、絶対許すわけにはいきません。