活動日誌

高校生の政治活動を規制する『新通知』は抜本的見直しを―民青同盟と要請

民青同盟中央委員会が文部科学省へ要請行動をおこない、私も同席しました。
テーマは、「高校生の政治活動を規制する『新通知』の抜本的見直しをもとめます」。

18歳選挙権の実施を前に、文部科学省は、1969年出した通達を見直す新たな通知をだすこととしていますが、その内容が前回通達と変わらず、高校生の政治活動を不当に、かつ広範囲に規制するものになっています。
その当事者である高校生たちが、自分たちの思いを届けたい、聞いてほしいと来られました。

「規制があるということ自体が大きな不安で、主体的に動きたくても動けない」
「自分は政治に関心を持っているがまわりはそうでもない。友だちとの間では政治の話はタブー。もっと話し合いができる場がつくられないといけないのに、これではできない」
「中立を求めるあまり、教室がなんでも話せる場にならない気がする」

など、それぞれが自分の思いを、文部科学省の担当者に正面からぶつけました。
担当者は、「政治的中立は大切」の一本やりの回答で、聞かれたことにもまったくこたえられない始末。

高校生たちの政治的関心の高まり、これからの日本のあり方や自分たちの将来への真剣な模索に、いまこそ政治は正面からこたえなければなりません。
そして、彼らの主権者としての成長を、政治は総力をあげて保障していかなければなりません。
その思いで、私も担当者に追及しました。

「新通知」は撤回を!

それにしても、高校生たちの勇気をもってうったえる姿にたいへん感動し、そのたくましさに希望も感じました。
また、そうした高校生たちの思いを形に、行動にできる民青同盟というのは、本当にすばらしい組織だとも。
私も青春時代をすごした民青。
一緒に活動してきた仲間にも出会え、うれしかったし、あらためて誇らしく感じました。

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