活動日誌

傍若無人な飛行に怒り―島根県米軍機低空飛行調査

今日は、島根県の邑南町、川本町、浜田市、江津市へ伺い、米軍機の飛行(戦闘)訓練による、爆音被害の聞き取り・調査をおこないました。

「私自身も戦闘機に追いかけられると感じた、たいへん怖い経験をしたことがある。このきびしい実態をつきつけなければならない」(邑南町、石橋良治町長)

「戦闘機の音が聞こえたら、ただちに外遊びを中断して、子どもたちを部屋に避難させる。子どもの命や人権をないがしろにして何が防衛かと言いたい 」(子ども園園長)

「『うるさい』というレベルじゃない。『おそろしく、不快な』音がむかってくる。私たちはただ静かな暮らしをのぞんでいるだけ。戦闘訓練は自国でやってください。私たちを敵にみたて、攻撃のターゲットにするのはやめてほしい」(桜江町住民)

など、みなさんからたくさんの怒りの声、悲痛の叫びが寄せられました。

また、浜田市旭支所では、防災自治課のみなさんから説明もうけつつ、実際の飛行のようすを撮影したものを、高性能のスピーカーも使って映し出し疑似体験をさせていただきました。

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本当に胸が苦しく、恐怖感にさいなまれ、他にかえがたい苦痛、不快感をこうむりました。
これをこの地域の子どもたちは、日々こうむっているのかと思うと、胸がはりさけそうです。
子どもたちが「今日は飛行機来ない?」と不安そうにお母さんや先生にたずねるんだそうです。

傍若無人な米軍の態度とそれにつきしたがう日本政府の姿勢に、心底怒りを感じました。

なんとしてもただちに訓練をやめさせる、そのために全力を尽くします。