活動日誌

核兵器の全面廃絶へ向けて―条約への力となった被爆者・市民の運動をさらに発展させよう

現地時間は現在、6日から7日へと日をまたいだころ。

党代表団をあげて、会議のようすや各国政府・市民団体の代表者らとの懇談の中身などをまとめ、日本に返していく作業に全力投球をしています。

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今日は、国連会議の議事を見届けたのち、アイルランドの政府代表、アメリカで反戦平和活動にとりくむ青年団体「ピースアクション」らのメンバー、さらにピースボートの川崎哲さん、中満泉国連軍縮担当特別代表と懇談。

歴史的条約の採択は確実となり、今後、この条約が力強く、そして、緻密に定めた核兵器禁止の法的規範の力に依拠して、全面廃絶をどう勝ち取っていくかについて、大いに語り合い、盛り上がりました。

なんといっても、条約制定の根本の力ともなった被爆者をはじめ世界諸国民の世論と運動をさらに発展させていくこと、そして、核保有国と同盟国、とりわけ唯一の被爆国日本の政府を変えていくたたかいがきわめて重要です。 

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会議では市民社会から3人の方が代表して発言。
その1人に、オーストラリアの国会議員の方がいました。

オーストラリアも日本と同じく「核の傘」の下に身を置く国。
彼は「我が国の政府代表が参加していないのは非常に残念。しかし私は被爆者のお話を伺い、リスクを背負ってでもここに来なければと、自らの意思と資金で参加した」と述べられました。

被爆者のうったえが「なんとしてもこの条約をつくらねば」との一人ひとりの良心と響きあい、勇気を呼び起こし、突き動かしている――会議に参加し、参加者と語らう中で、そんな姿にいくつも出会い、たくさんの感動と確信をいただき、世代も国境も越えた世界的連帯を感じています。 

「ピースアクション」の学生たちが、今年の広島の原水禁世界大会に参加するとおっしゃいました。
ですから、私からも「ぜひお待ちしています」と述べるとともに、被爆者の証言を直接聞ける最後の世代として、その生の姿をどうか焼きつけていただきたいとお願いをしました。

そして、今日の最後には再び志位委員長のぶらさがり会見。
多くの日本メディアが私たちのとりくみに注目をしています。

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いよいよ明日(もう日をまたいで今日です)は会議最終日。
万全の心身でのぞむためにも、ただちに眠ります。