活動日誌

コロナと戦う拠点病院看護師さんの訴えを聞く

広島市内の拠点病院の最前線でがんばる看護師の皆さんから現局面の状況を伺った。懇談中、昨日まで85人だった広島市のコロナ入院患者が今日120人へと増えたことがわかり、場が凍った。まさに瀬戸際。怒りと憤り。人員確保と財政支援が本当に待ったなし。コロナ患者を受ければその分救急医療も一般の外来も滞り医療崩壊が起きかねないこと、入院ベッドはあっても面倒を見る人がいないこと、医療従事者のPCR検査ができるようになった、予算がついたし検査キットもあるといっても、肝心の検査技師が足りないから結局進んでいないこと…春から患者減・出費増で赤字続き、冬のボーナスも軒並みカット、課題と悲鳴が止まらない。人員確保と財政支援が本当に待ったなし。大阪が大変で50人の看護師の応援が求められているそう。広島でも行ける人のリストアップ作業が行われているとのこと…しかしそもそも看護師や検査技師が足りないからと明日、来月にすぐ確保できるのか。できない。ベットを減らし人を減らしてきた、育成してこなかったことの深刻なツケをあらためて痛感。目の前の緊急課題(減収補てん、クラスター対策)と医療政策の根本転換(社会保障の削減から拡充へ)の両方が必要。看護師さんコロナ対策意見聴取12月3日ABB7P