活動日誌

進化する「里山資本主義」を読了

里山資本主義10月14日7J進化する里山資本主義』読了。「金銭的利益最優先の『マネー資本主義』のアンチテーゼ」「ヒト・モノ・カネ・情報が、使い潰されず、淀まずに、循環し再生され、次世代に続いていく社会」との立場にとても共鳴し、興味深く読んだ。しかも本書で好事例・先進例として紹介されるのが島根県、周防大島町、尾道市、福山市、真庭市、呉市、西粟倉村、萩市などほとんど中国地方の自治体。中には私も以前お会いし話を伺ったことのある方もおりその後の活躍をうれしく思った。ぜひその他紹介されている皆さんにもお会いし話をお聞きしたい。中国地方に内在する〝SDG’s的潜在力&可能性〟(とくに食料とエネルギーの自給力)にあらためて気づかされ、もちろん困難も少なくないが希望も感じた。ちなみに「過疎の先進地域」とされる島根県は最近5年間に後期高齢者が1%しか増えていないのに対し、首都圏では25%増えているんだそう。さらに島根県の合計特殊出生率は1.87と高く、しかも25~39歳の女性の就業率は8割を超え全国1位だそう(数字はいずれも2015年)。中国地方のほとんどすべての自治体を伺ったとはいえまだまだ知らないことばかり。もっと各地に足を運ばねば。まずは107自治体すべてへの訪問を一日も早く達成すること。