活動日誌

韓国人原爆犠牲者慰霊祭に参加しました

韓国人原爆犠牲者慰霊碑Qp8月5日第51回韓国人原爆犠牲者慰霊祭に参列。原子爆弾投下は多くの日本人とともに2万数千人もの韓国人の命も奪った。先日お話を伺った韓国人被爆者の李鐘根さんの姿も。李さんら、必死の思いで生きのびた方たちも病気とともに被爆者と韓国人という「二重の差別」を受けてきた苦しみの人生を送ってこられた。駐広島韓国総領事の金宣杓さんは追悼辞で「祖国を離れ遥か異国の地で苦しい生活を営み、一発の原爆に大切な命を落とされた方々を思うと胸が張り裂ける思いに襲われます」「核という戦争武器の廃絶に止まらず韓半島と東北アジアに平和を恒久的に定着させるために努力しております」と述べた。侵略戦争と植民地支配への反省を土台に隣国の皆さんとの真の平和と友好を築き、戦争も核兵器もない世界の実現へ――その思いをあらためて誓いながら、節目の年の慰霊祭で今年も献花を。李さん、金さんにもごあいさつできてよかった。