活動日誌

黒い雨裁判国が控訴 ~今までの調査は何のため~

黒い雨裁判控訴WeN8月12日「関係者も高齢化し、記憶も薄れつつある」(加藤大臣)――寄りそっているようで全く寄りそっていない。リスペクトゼロ。大臣、原告の証言を本当にお聞きになられましたか?記憶は鮮明であり明確に黒い雨の被害にあったことを皆さんはっきり覚えておられます。何を言ってんだ!
 

「蓄積されてきたデータの活用」「スピード感を持って」(加藤大臣)と言いますが、もう12年も前に約3万人から調査した市と県の結果があります。それを踏みにじってきたのがあなたたちだ! だからやむにやまれず最後のたたかいとして命がけの裁判に打って出たんだ。今さら何を言っているのか。控訴した国とそれに追随する県や市に対して怒りを持って抗議を。同時に、安倍政権はますます被爆者とヒロシマに暮らす市民の失望と怒りを買うことになった。この流れはもはや止められない。被爆者を支えつつ今日から高裁での勝利と選挙による政権交代の両方を進めるたたかいへ。早い方で決着をつける。